無料で使えるグループウェアでも、社内作業効率化のための機能は十分に備わっているものが多いです。しかし、グループウェアは種類が豊富で、どれを選ぶべきなのかは中々難しい問題です。
そこで、ここでは無料で使えるオープンソースのグループウェアを3つご紹介します。どれも無料で試用できるので、こちらの記事で導入を検討していただければ幸いです。
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グループウェアとは
グループウェアとは、チームでの作業を効率化するサービス・ソフトウェアのことです。
スケジュール管理やファイル共有、設備予約システムなど、社内業務を効率化するための機能が一つのシステム内にパッケージングされています。
グループウェアをビジネスに導入する目的は様々ですが、一般的には業務の効率化による残業の削減や、シームレスなコミュニケーションでミスリードを減らしたりすることです。
無料グループウェアの選び方
無料のグループウェアは導入コストが0で簡単に試しやすいのが最大のメリットですが、反面無料が故の機能不足に悩まされることがあります。
無料グループウェアを選ぶ場合は「機能が足りなかった」とならないよう、少し先のことまで考えて、必要な機能が揃っているかを確認しましょう。
また、もし無料での機能では将来足りなくなるとしても、有料にすることで問題が解決するのであれば、コスト面と相談しながら導入を検討すると良いでしょう。
無料で使えるおすすめグループウェア
それでは無料で使えるおすすめグループウェアをご紹介します。
Chat&Messenger
Chat&Messenger はビジネスチャット、ビデオ通話、ファイル共有、スケジュール・タスク管理を使いやすく統合したグループウェアです。
インストール直後に、社内のユーザを自動認識するため、ほとんど設定無しでメッセージの送受信やグループチャットが行えます。 グループチャット以外にも、スケジュール共有・タスク管理、ビデオ通話、文書管理、ファイル共有、スクリーンキャプチャ、付箋機能まで搭載し、グループウェアとしての機能が盛りだくさんです。
「無料で使える」、「簡単に使いはじめられる」、「機能が豊富」、「各機能が連携し便利に使える」といった点が、Chat&Messenger の特徴です。
enclo
「ファイル」「チャット」「メモ」と、よく使われる3機能に絞られており、他のグループウェアほどの機能が必要なく、シンプルに使いたい場合におすすめ。
容量も無料で一人当たり300MB使えます。メモ機能では文字以外に手書きも可能で、文字で表現できないアイデアも保存・共有可能です。
しかし、無料でも有料プランでも機能は3つ限定なので、本当にそれだけの機能で十分なのかをよく検討する必要があります。
GRIDY
GRIDYは完全無料のグループウェアです。ユーザー数も無制限で煩わしい広告もなく、全ての機能を使えます。
GRIDYは社内ネットワークだけでなくセキュリティを担保しながら社外のGRIDYユーザーとやりとりできるのが特徴。
スケジュール管理、設備予約、プロジェクト管理など、全23の機能で社内業務効率化に必要な機能は一通り揃っています。
だた一方で、GRIDYはモバイルでの使用ができません。営業や出向が多いのであれば、他のグループウェアも検討しましょう。
iQube
無料と有料のプランがあり、無料プランでは10IDまでで、30MBのストレージが使えます。各機能毎の制限は無いので、小規模のグループであれば有料プラン同様問題なく使用できます。
有料プランではID数の制限がなくなり、ストレージは1GBまで使えるようになるので、事業が大きくなった場合は有料プランに変更することで対応可能。
iQubeも一通りの機能が揃っていますが、設備予約システムがありません。必要であれば別途補完する必要があります。
無料でも千差万別、チームに合ったグループウェアを
ここでご紹介したグループウェア以外にも、無料、有料限らず沢山のグループウェアが提供されています。
それぞれ独自の特徴を持ったサービスを展開しており、どれが最も自身のチームに合っているかを考える必要があります。 無料のグループウェアであれば、「使ってみたがあまり合わなかった」となってもすぐに次を試せるので、まずは無料のサービ